機材・環境

ドラム練習に必要なもの:スティック・パッド・メトロノームから電子ドラムまで

「ドラムを始めたいけど何を揃えればいい?」という方へ。スティックの選び方から練習環境の整え方まで、必要なものをまとめて解説します。

「ドラムを始めたいけど何を揃えればいい?」という方へ。スティックの選び方から練習環境の整え方まで、必要なものをまとめて解説します。


① ドラムスティック

ドラムスティック

まず必要なのがドラムスティック。1セット1,000〜2,000円程度から購入でき、最初の一本を選ぶのもドラマーの醍醐味のひとつです。

番手(サイズ)の見方

スティックの太さ・長さは「5A」「5B」「7A」などの番号で表されます。

  • 数字:小さいほど太く重い(2→5→7の順で細くなる)
  • アルファベット:A=一般的な長さ、B=やや長め・太め

5A は各メーカーの標準モデルで、最もスタンダードな番手です。迷ったらまずここから始めましょう。

材質の違い

材質特徴
ヒッコリー最も一般的。適度な重さとしなりがあり扱いやすい
メイプル軽くて柔らかい音。太いサイズでも重くならないのが特徴
オーク少し安めなことが多い。耐久性はあるが重い

チップ形状

スティックの先端(チップ)の形状で音色が変わります。

  • ラウンド(丸型):シンバルの鳴りが明るく、初心者向け
  • ティアドロップ(涙型):接地面が広く太い音。最もオーソドックス

おすすめスティック

Vic-Firth 5A(ヒッコリー)

各メーカー共通のスタンダード番手。バランスが良く、どんなジャンルにも対応できます。グリップが気になる方は「Pure Grit(マット仕上げ)」、乾燥肌の方は「Double Glaze(厚ニス)」バリエーションも展開されています。

PROMARK 5B

5Aより太めですが、バランスが良く扱いやすいモデル。ロックや大音量の音楽にも向いています。

講師愛用モデル(PROMARK)

著者が現在愛用するPROMARK製スティック。実際に使い込んでおすすめできる一本です。

マーチングスティックで練習効果を上げる

スティックコントロールを鍛えたい方に一つおすすめしたいのが**マーチングスティック**での練習。通常の倍近い重量があるため、

  • 慣性の力の活かし方が身につく
  • ごり押しが効かないので、自然と効率的な動きを学べる
  • 慣れると通常のスティックが軽すぎるほど余裕で扱えるようになる

ただし、力んで使うと手首や指を傷めます。リラックスして扱うことが前提です。


② トレーニングパッド

スタジオに行けない日の自宅練習に欠かせないアイテムです。

トレーニングパッド

スタンドなしのシンプルなパッドなら2,000〜3,000円程度。椅子や机の上に置いてスティックコントロールの練習ができます。本格的に使いたい方はスタンドとのセットも検討してみてください。

パッドは「打ったときの跳ね返り(リバウンド)」が本物のドラムに近いものを選ぶのがポイントです。

EVANS Speed Pad(人気モデル)

リバウンドが本物のドラムに近く、スティックコントロールの練習に最適な定番パッドです。


③ メトロノーム

ドラマーはメトロノームとの付き合いが欠かせません。テンポをキープする感覚は、意識して練習しないと身につかないからです。

スマホアプリでも十分ですが、拍子・アクセントパターン・テンポを自由に設定できる高機能メトロノームを使うと練習の質が上がります。

HYPERTICKHYPERTICK を起動(無料)

※ スピーカーでご使用の場合はマナーモードを解除してください

HYPERTICKはEXITドラムレッスン製の高機能メトロノームです。拍子・テンポ・アクセントパターンを自由に設定でき、スマホのホーム画面に追加してアプリ感覚で使えます。


④ 電子ドラム

自宅練習で最も本格的な練習ができるのは電子ドラムです。

電子ドラム

実際のドラムセットに近い配置でフットワークやコーディネーションまで練習できるのが最大のメリット。ヘッドフォンを使えば深夜でも練習できます。

Roland TD-07DMK(人気モデル)

Rolandの定番エントリーモデル。メッシュパッドで静粛性が高く、自宅練習にも向いています。

Pearl eMERGE(講師使用モデル)

著者が実際に使用しているモデル。演奏感と機能のバランスに優れています。

マンション住まいの方へ:防振対策は必須

電子ドラムはヘッドを叩く音は小さくても、キックペダルや打撃の振動が床を伝わるため、下の階への対策が必要です。

防振台の作り方・素材の選び方を以下の記事で詳しく解説しています。

各メーカーから専用の防振台「ノイズイーター」も販売されています。

ノイズイーター

DIYで本格的な防振台を作りたい方は以下の記事も参考にしてください。

電子ドラムの防振台をAIと作り直したら振動が1/3になった話


⑤ レンタルスタジオ

生ドラムで練習したいときはレンタルスタジオを活用しましょう。個人練習なら1時間500〜1,000円程度で利用できます。

近隣のスタジオを探すには サガスタ が便利です。エリア・設備・料金で絞り込み検索ができます。


⑥ レッスンは必要?

独学でも上達はできますが、講師がいると以下の点で大きく変わります。

  • 客観的な視点:自分では気づけないクセや改善点を指摘してもらえる
  • 効率的な練習計画:今の自分に必要なことにフォーカスできる
  • 身体の使い方:フォームの問題は早めに修正しないと癖になりやすい

「知ろうとした情報しか得られない」のが独学の限界です。伸び悩みを感じたタイミングでレッスンを活用するのがおすすめです。

EXITドラムレッスンでは初回レッスン後の全額返金保証もあります。気軽にご相談ください。

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