奏法改善とは

よりラクに、より自由な表現力を得るためのステップ

アレクサンダーテクニーク

フレデリック・マサイアス・アレクサンダー(Frederick Matthias Alexander, 1869年 - 1955年)が体系化した 自己(身体・精神)のよりよい使い方の学習方法です。
 

ー不利な習慣に気づき、よりよい手段に変えていく

演劇俳優であった彼は、演技中の発声に支障をきたすも医学的に治せず、休養するしかないと診断されます。 自己観察の後、彼は 自らの発声動作の習慣に問題があることを発見し、劇的に演じたいと思うと無意識に喉に負担をかけてしまう癖を、無理なく楽に表現のしやすい発声という動作に自然に変えるにはどうすればよいか、体系的に原理を展開してゆきました。
 

ーどんな方に役立つか

アレクサンダーが育てた後継の講師たちによって世界に普及した同テクニックは、腰痛や肩こり、腱硝炎など身体的な問題を持つ人、コンピューター職、医師、 看護師その他、非能率的な身体的習慣を引き起こしがちな職業に従事する人など、体の使い方に問題がある人ならだれにでも役立ちます。積極的に医学分野でも取り入れられ、市民大学や企業でもレッスンが提供されています。
 

ー有名なミュージシャンもアレクサンダーテクニーク実践者!?

ミュージシャンでいうと、あのビートルズのベース/ボーカル、ポールマッカートニーやポリス、ソロミュージシャンとしても活躍するスティングも実践するなど、音楽・演劇・スポーツなどに数多くの実践者がおり、世界でも幅広く知られています。

モーラー奏法

もともとはサンフォード・ A ・モーラー(アメリカ1879~1961)が考案した奏法。


ー腕の回転運動を利用する


従来の奏法との違いは肘や手首の屈伸よりも上腕の外旋・内旋や前腕の回外・回内といった腕の回転運動を主体としたストロークと、スティックのリバウンドを利用し複数打を一回のストロークにまとめて行うという特徴があります。
 

ー強い筋力を必要としない


筋力に頼らず肩や腕の重みを楽器に伝えることができ、少ない力で豊かな音量、スピード、ダイナミクスを得ることができます。
 


ー現代ドラマーの新常識?


もともとは軍楽隊や鼓笛隊のための演奏法でしたが、次第にドラムセットでの演奏にも取り入れられ、今や欠かすことのないテクニックになりつつあります。
ルーディメンツやほかのテクニックと区別する理由は奏法原理が全く異なるため、従来の奏法と同様に、基礎から積み上げていく必要があります。
 
 

グラッドストーン奏法

ビリーグラッドストーンとジョージ・ローレンス・ストーンが考案した奏法。
 

ー指を主体としたストローク

モーラー奏法は速いテンポやリズムでも抑揚のきいた演奏を得意としますが、ひたすらスピードを追及するならグラッドストーンがおすすめです。指が主体といっても「握る」動きをしないのがポイントです。
 

ー均一な音色

常に一定した動作をするため均一な音色表現になります。メタルドラマーやマーチングドラマーなどが利用することが多い奏法です。
 

ーモーラーと混ぜることができる!?

腕の回旋と指の動作をうまく使うことで均一な表現にアクセントをプラスすることもできます。バディリッチなどがとても素晴らしい例です。